多様な古紙原料
大分製紙では、上質古紙だけでなく、使用済切符や傷んだ紙幣(日本銀行券)等の難処理古紙も含め、多様な原料の再資源化を実現してきました。
日本のお札は水に強く造られているため、水に溶かすこと自体が簡単ではありません。また日本銀行様から排出される際には細かく裁断されており、原料化するには繊維が短すぎる課題もありました。研究開発の結果、細かくなったお札をよく揉んでほぐすことにより、再資源化が実現しました。
切符の場合は、背面に磁気インクが使用されているため、その除去が大きな課題でした。大分製紙の再生技術により、これまで焼却処分されていた資源が、上質な原料として有効に活用できるようになりました。
これからも古紙再生のリーディングカンパニーとして日々挑戦を続けています。