大分製紙の工場紹介

多様な古紙原料

大分製紙では、上質古紙だけでなく、使用済切符や傷んだ紙幣(日本銀行券)等の難処理古紙も含め、多様な原料の再資源化を実現してきました。

日本のお札は水に強く造られているため、水に溶かすこと自体が簡単ではありません。また日本銀行様から排出される際には細かく裁断されており、原料化するには繊維が短すぎる課題もありました。研究開発の結果、細かくなったお札をよく揉んでほぐすことにより、再資源化が実現しました。

切符の場合は、背面に磁気インクが使用されているため、その除去が大きな課題でした。大分製紙の再生技術により、これまで焼却処分されていた資源が、上質な原料として有効に活用できるようになりました。

これからも古紙再生のリーディングカンパニーとして日々挑戦を続けています。

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やさしい白さへのこだわり

大分製紙の再生紙トイレットペーパーは過度の漂白剤を使用していません。優れた脱墨能力を持った装置で、何度も繰り返し水中洗浄することにより、気泡の表面にインキ分(墨)を付着させて除去しています。

また洗浄工程だけでなく殺菌工程でも、水と酸素に分解する過酸化水素などを使用し、多量の廃棄物を生じる塩素系の漂白剤や、蛍光染料は使用していません。

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安心の品質管理

大分製紙は、市場に送り出すトイレットペーパーのパッケージ1つ1つに、製造の年月日と時刻を刻んでいます。

万が一商品の不具合があった場合でも、製造工程を遡り、原因を判明する仕組みを整えるなど、品質の維持・向上に日々取り組んでいます。

大正7年の創業から積み重ねてきた古紙再生の知識と経験をもとに、最新鋭の分析装置や紙質評価装置を用いて、安定した高品質の紙を製造しています。

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機密保持への信頼性

古紙原料の機密保持の面でも信頼性は高く、銀行・官庁・企業などのお客様から、機密文書再生処理のご依頼を多く頂いております。

当社グループの機密文書溶解リサイクルシステムは、不要になった機密文書を万全のセキュリティ体制の下、受け入れ→溶解→再生までを一括で行ないます。

受け入れ後は一時保管すること無く、未開封のまま即溶解処理を行います。溶解完了後は溶解証明書を発行しています。

機密文書溶解リサイクルについては、九州製紙株式会社 北九州工場(TEL.093-663-7771)へお問い合わせ下さい。

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国内トップクラスの生産量

トイレットペーパーの生産量で、大分製紙は国内でトップクラスです。大手を含む国内シェアは7%、九州においては60%を超える生産量を誇っています。

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工場見学のご案内

先進的な環境マネジメントシステムを導入した工場内をご見学頂けます。見学者は、消費者団体やPTA、学校関係者、行政、企業などさまざま。その数は、年間5,000人にも及びます。

以下の工場でのご見学については、各工場にお問い合わせください。

豊前工場 (福岡県豊前市):TEL 0979-83-2101

九州製紙 北九州工場 (福岡県北九州市):TEL 093-663-7771

※10名以上の団体様よりお受けしております。

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